将棋の格言

格言を知り、対局を制す。格言には、数知れない先人達の知恵がある。

金は引く手に好手あり

『金は引く手に好手あり(きんはひくてにこうしゅあり)』とは、金の後ろへの効きは弱いため攻めでも受けでも引いたほうが利きが広がり好手になることが多いという格言。

金は下段にいるほど、その力が強い、ということを意識して指しましょう。



香は下段から打て

『香は下段から打て(きょうはげだんからうて)』とは、香車はその利きを最大限に生かすためにも、下段から打つ方がいいという格言。

下段から打てば打つほど一度により多くの駒に焦点を合わせられるので香車を打たれた相手は、香車を打たれた一手でいくつもの駒を捕獲されることに配慮しなくてはいけません。

一度に利かすことのできる盤のコマ目を増やして一度に捕獲できるコマ数を増やすためにも香は下段から打つのが効果的です。


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